Written by ikemiya。

【AIで文章作成】ChatGPTでミステリーっぽくしてみた

AI関係

どうも僕です。

今回もAIで有名なChatGPTを使用して
三題噺を作成してみました。

しかも、今回プロンプトに与えてみた指示は某ミステリー作家のように文章作成すること

果たしてどのようなオチになるか、実験実験。

そもそも三題噺とは

元は落語のジャンル

たま~に自分でも書くことのある三題噺ですが
正直、よく分からなかったのでちょいと調べてみました。

三題噺(さんだいばなし)とは、落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目3つを折り込んで即興で演じる落語である。三題話、三題咄とも呼ぶ。
引用元:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%A1%8C%E5%99%BA

ほーん、なるほどなあ。元は落語だったんですね、知らんかった。

創作物のトレーニングとしてよく利用される三題噺ですが
AIのお試しにちょうど良いと思うので今回も三題噺ってみましょう。

今回のプロンプトは『ミステリー』

AIに指示するにあたって重要なプロンプト。
今回のプロンプトは以下の通りです。

あなたは某ミステリー作家です。 【枯れ野】【髪】【香辛料】の三つのお題を使って、千文字程度のショートショートを書いてください

中々思い切ったお題にしてみました。
某ミステリー作家は、作品が数多く映像化されている有名な人気小説家。

どんなオチになるか非常に楽しみであると同時に
千文字でオチまでつなげられるのか不安でもあります。

それでは以下がChatGPTの成果物です。

タイトル「香りの記憶、枯れ野に咲く」

枯れ野を背に、一軒の小さな家が佇んでいた。
その家には、髪を香辛料のように香らせる女性が住んでいた。
彼女の名はリナ。彼女は遠く離れた国からやってきたと言われ、その髪からは常にカルダモンやシナモンのような甘く刺激的な香りが漂っていた。

リナは毎日、枯れ野を散歩し、その広大な空と風を感じながら、遠い故郷の思い出にふけるのを好んだ。
故郷では、彼女は香辛料商の娘として育ち、香辛料の扱い方、その香りを生活に取り入れる方法を幼い頃から学んできた。
だが、ある理由で彼女は故郷を離れ、この枯れ野に隣接する小さな村に辿り着いたのだった。

村の人々は初め、リナの異国情緒あふれる香りと風貌に戸惑いを隠せなかった。
しかし、彼女が持つ温かな笑顔と、香辛料を使った料理の腕前を知るにつれ、徐々に彼女を受け入れ始めた。
リナの家はやがて、その香り高い料理と、彼女が語る遠い国の物語で、村の人々にとっての憩いの場となっていった。

ある日、リナは枯れ野で見つけた野草を使って、新たな香りを生み出そうと試みた。
彼女はその草を乾燥させ、自分の髪に織り込んでみる。
すると、不思議なことに、その香りは風に乗って枯れ野全体を満たし始めた。
枯れ野は、かつてない生命の気配で息づき、見る間に色とりどりの花が咲き乱れるようになった。

この奇跡はたちまち村中に広まり、人々は枯れ野が持つ新たな美しさに驚嘆した。
リナの家の周りには、遠くからその香りを求めて訪れる人々でいつも賑わうようになった。
リナは、自分の持つ香辛料の知識と、枯れ野で見つけた草から生まれた新たな香りを通じて、人々に幸せと希望を与えていた。

枯れ野に花が咲き、リナの髪から漂う香辛料の香りが風に乗って遠くまで届くようになった日から、村は「香りの村」として知られるようになった。
リナのもたらした小さな奇跡は、人々の心に深く刻まれ、長い間語り継がれることとなった。

まとめと感想

洋風の花咲か爺さんかな? まあ、それなりに読み易かったです。
お題の使い方は悪くないし、ショートショートとしても良いものが出来上がったと思います。

しかし、ミステリーっぽさがまったくない!!
もっとこう、あるだろう!!

なーんかとっても惜しいんですよ。
思いっきりエゴですが、もっともっと面白いものを期待していたので。
物語全体に不思議な異国感は漂っていますが、ミステリーではないだろ。

例えば、同じお題で違うジャンルを拝借したらどうなるのか?
一つのお題でもまだまだ試し甲斐がありそうですなあ。