どうも、僕です。
最近、ソシャゲにハマり読書の習慣が途絶えていたのですが
このままではいかんとアンインストール。
一冊、本を読み終わりました。
タイトルは【有罪、とAIは告げた】
作者は『どんでん返しの帝王』として有名な中山七里です。
(二つ名、カッコいいな)
で、ネットでこの本の情報を調べてみたら
この作品、2026年にドラマ化されるらしいですね。
しかも天下のNHKで。
いや~、日本放送局もAIの存在を無視出来なくなってきたわけですな。
というわけで今回は
【有罪、とAIは告げた】を読んだ感想を書いていこうと思います。
どうしてAIが有罪と告げることになったのか?

俗に言う簡単なあらすじみたいなもの
裁判というのは僕たちが思っている以上に大変なものです。
それは単純に、人の人生に深く関与するから、ではありません。
もちろんそれはあるのですが
単純にその労働量の多さ、です。
裁判一つするのにも
関係者は多大な労働力を必要とされます。
資料集め、事実確認、納得できない部分があれば、関係者に問い合わせをする。
そこで人間関係が抉れれば、さらに調査は難航する、といった塩梅。
そこで作中ではなんと
裁判官の思考を再出力する<法神>という名のAIが登場します。
<法神>の万能性に仕事は円滑に進んでいく。
その有能さに現場は一種の快感すら覚えるほど。
しかし、<法神>が前例のない判決を出力したことがきっかけで
検証係である新人裁判官『高円寺 円』は人間の人生をAIに任せることに抵抗を覚え……
というお話です。
裁判を知りたいなら中山七里を読もう
無論、<法神>の存在はフィクションです。
日本で裁判の判決にAIが使用されたという例はありません。
さっき、チャッピーに聞いたので間違いないでしょう。
しかし、当作品。
現場の裁判官たちが恐る恐るもAIの有能さに魅了されていく様が非常にリアルです。
裁判や資料集めに忙殺され疲弊していた裁判官たちが
<法神>のおかげで劇的に労働環境が改善されていく。
裁判官たちの苦痛の悲鳴が安堵の溜息に変化していく過程は
読んでいてこちらの息苦しさが取り払われていくようです。
あれ? これってドキュメンタリー? と錯覚するほど克明に描写されています。
もちろん、<法神>はフィクションですが
<法神>以外の司法をここまで言語化し、しかも分かりやすく文章に出来る小説家は中山七里くらいでしょう。
どうしてAIに裁判を任せられないのか?(私見)

AIでも絶対はない
現実では色々な所でAIが活躍し始めています。
実際、僕もよく相談しているのは実感アリアリです。
そこで、もし仮に裁判で本当にAIが判決を任せるとしましょう。
もちろん、完成度は超高性能。
人間に任せるよりも絶対に安心という精度だとしましょう。
それでも、誤審は発生すると思うのです。
なぜ誤審が発生すると思うのか?
当作品を読んで
どうして僕が精度の高いAIでも誤審を起こすと考えたのか。
それは、結局AIを使うのが人間だから、です。
例えば、裁判の資料の入力ミスをしたとします。
そうするとAIの前提条件が狂うので
有罪か無罪かという二択で、判決に影響を及ぼす可能性が出てきます。
そもそも、捜査の段階で誤った証拠が混じる可能性すらゼロではないのです。
先入観から生じた証言、イレギュラーな状況で発生した物的証拠。
そういう、誤りが決してゼロではない限り
百パーセント誤審はない、と言いきれないと思うんですよね。
誰が責任取るの?
絶対に起こってはいけないことですが
誤審が起こったとしましょう。
そして、無関係な人の人生を台無しにしてしまったとしましょう。
もしこれが、AIの判決によって生じた誤審だったら
どうすんのって話です。
色んな人が原因を追究して、誤審をなくすための改善策を提供できたとしても
最期の最期で「AIが下した判決なので」で責任の所在がウヤムヤになってしまうと思うのです。
誤審に対する保障は国とかが出来るかもしれませんが
謝罪は誰がするんでしょう?
間違ったら謝るのが基本です。
しかし、AIが謝ったところで誤審を受けた人は納得できるのでしょうか?
僕だったら納得できないと思います。
心の籠っていない上っ面の謝罪ほど、神経を逆撫でするものはありませんからね。
僕はドラマを見れるのか??

奥様、2026年3月から見られるそうよ!
『有罪、とAIは告げた』はNHKでドラマ化が決定されています。
テレビがない!
ところがどっこい。
僕の部屋にはテレビがありません。
あれ? テレビがない場合、NHKの番組ってどうやって見るの??
助けてチャッピーえもん!!
というわけで、チャッピーに尋ねてみたところ
絶対に視られないというわけではないらしいですが
かなり条件が厳しそう。
普段、YouTubeでゲームの攻略動画ばかり見ている僕としては
その条件をクリアするのは難しそう。
こりゃ、諦めてストリートファイター6でC.ヴァイパーのコンボ練習するしかありませんなあ。
まとめ
- 裁判を読みたけりゃ中山七里を読め。
- AIは便利だけど使うなら自己責任だよね。
- ゲーム用のディスプレイは所詮ゲーム用
以上です。
いやはや、久しぶりにがっつりした内容の本を読みました。
やはり中山七里は良いですね。
裁判もそうですが、音楽とか本人が未経験なのにメチャクチャ描写が細かいんですよね。
貴方、職業なんですか? って本人に尋ねたいくらいです。
さて。
次は何を読もうかな。
もうソシャゲはインストールしないようにしなくちゃね。

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