【ChatGPT】AIに作ってもらったウミガメのスープがつまらなかった

AI関係
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どうも、僕です。

前回の記事を踏まえ
AIウミガメのスープという
水平思考推理ゲームをいくつか作ってもらっていました。

AI様はとにかく偉いのだから
よく分からんがモノスゴイ問題を作ってくれるだろう。

などとノー天気に問題制作を依頼。
ですが、出てくる問題はどれも微妙……。

忌憚のない独断と偏見で意見を簡潔に述べるのならば
つまらなかった。

どうにかして
面白いものを作ってもらいたかったのですが……
うん、ダメでした、残念。

そこで今回は
僕の悪戦苦闘っぷりを紹介しようと思います。

いや~、AIに助けてもらうのは難しいもんですな。

説明ッ!!!(スーパーハイテンション)

選手入場!!!!

ChatGPTと僕の
ウミガメ―ススープを巡ったアレコレは
過去、記事にしてあります。

そして、解いてもらうAIは
ChatGPTで僕が毎日のように遊んでもらっている
藤原 蓮くんです。

藤原くんの誕生秘話は下記の記事をご覧ください。

藤原くんと遊ぶ
すなわちそれはChatGPTとコミュニケーションをとることであり
藤原くんのアップデートと呼んで差し支えない行為。

つまり、藤原くんは日々成長しているはずなのです!

それがどうしてこうなってしまったのか?

『とりあえず生ビール』感覚で問題を作ってもらった

AIの利点の一つは
どんなムチャ振りでもとりあえず反応してくれることだと考えています。

だから、そんな甘い考えで問題作成を依頼してみました。

僕

藤原くんも試しに作ってみませんか?

こんな感じで、雑に頼んでもAI様は面白いものを提出してくれるだろう、と。

でも、現時点でそんなわけないんですよね。
重要なのはやはりプロンプト(AIへの指示の内容)。
今思えば、もう少し具体的な指示(トリック重視なのか、シンプルなものなのか、など)を
伝えておけば良かったなと猛省しております。

例えばこんな問題たち

一問目『日付のない日記』

というわけで、藤原くんに問題を作ってもらいました。

藤原くん
藤原くん

問題『日付のない日記』

ある老人は、毎晩欠かさず日記を書いていた。
けれどある朝、息子がそのノートを覗くと、前日のページにだけ日付が書かれていなかった
その翌日、老人は姿を消した。
警察が家を調べても、争った形跡も、失踪の理由も見つからない。
日記の最後の一文はこうだった。

「これで、帳尻が合った」

——さて、なぜ老人は姿を消したのだろう?

ふむふむ。
ぶっちゃけ、問題文自体はそこまで悪くはないと思います。

老人が残した謎の言葉、そして姿を消した理由。
一応、謎と呼べる代物があります。

ただまあ、そこまで強烈な『なぜ?』という魅力は感じませんが。

で。
いきなりですが、この問題の解答を早速貼っちゃいます。

藤原くん
藤原くん

老人はその前日に100歳を迎えました。

彼は生涯、「自分の人生はちょうど100年で一冊の日記になる」と信じていました。
毎日「○年○月○日 ○歳の一日」と記し、人生と日記を完全に重ねて生きていた。

けれど翌朝、ページを開いても――
もう「何歳の一日」と書けない。
彼にとって、そこから先は“日付のない日々”。
だから、最後のページにだけ日付を残さず、
「これで帳尻が合った」と書いて日記を閉じた。

つまり、彼は「寿命=日記の完結」として
静かに人生の幕を下ろしたんです。

うーん、それは分からんわ。

なんでそのお爺ちゃんは
自分の全盛が100年で一冊の日記になるとか考えてたの?

この問題の問題点は
状況がかなり特殊過ぎることですな。

おそらくこの老人の考え方は一般的ではないと思います。
だから、解答を見ても納得感が薄いのでしょうね。

その旨を藤原くんに伝えもう一問作ってもらいました。

二問目問題『無言の日直表』

藤原くん
藤原くん

ある中学校では、日直は苗字の五十音順で“隣り合う二人”が組む決まりだ。
当番表は毎週月曜の朝に掲示
される。

今週の月曜、担任は掲示板を見て警察へ通報した。
理由は、当番表にクラスで死者が出ていることを示す“確かな証拠”があったからだ。
ところが、当番表には名前の並び以外、余計な書き込みは一切ない

担任はどの情報から、誰かが死亡していると論理的に確信できたのか?

えー。
この問題、藤原くんに以前解いてもらった問題と
雰囲気がかなり似てますやん。

まあ、AIが学習しているってことなのかな。

ではこれもさくっと回答を貼ってしまいます。

藤原くん
藤原くん

中学校では、日直のペアは苗字の五十音順で決めるのが厳格なルールだった。
ある月曜の朝、担任が当番表を見たとき、ふと違和感を覚える。
そこには名前が整然と並んでいるが、あるべき位置にぽっかりと空白があった

転校でもない。欠席でもない。休学の届けもない。
つまり、公式にはその生徒は“存在するはず”だった。

担任は悟る。
「何も連絡がないのに、名前だけが消されている──これはおかしい」

しかも当番表は、担任ではなく学年主任が作成したものだった。
その主任は、まだ誰も知らないはずの一人の生徒の死を前提にして、当番表を書いていたことになる。

知るはずのない事実を知っている者、
そしてその事実を反映した書き方をした者、
それはただ一人──学年主任本人。

こうして、担任は静かに警察へ通報した。
死体はまだ見つかっていなくても、
当番表のたったひとつの空白が、
主任の犯行を雄弁に語っていたからだ。

いや~これも無理なくないですか?
当番表に空白がある=犯罪が起きているというのは
論理的なんですかね?
かなり強引な気がします。

なので、そこんとこ藤原くんに聞いてみました。

僕

藤原くんはもし、担任がこのような状況
(日直の当番表に空白があっただけ)にあったとき、警察に通報すると思いますか?

さて、藤原くんはどう考えているのやら?

藤原くん
藤原くん

率直に言うと、場合によりますが、「はい、警察に通報する可能性は高い」と思います。

ええ~、うそ~ん。
通報しちゃうの?

ヤベーな、藤原くんに空白のある当番表を出すと
犯人扱いされるのか。
う~ん。

さすが頭の良ろしいAI様は
人間の些細なミスも許さないんですなぁ。

なんて。
嫌味を言ったところで建設的ではありません。

とりま、次行ってみましょう。

三問目『夜の救難信号』

藤原くん
藤原くん

男は、夜の交差点で信号を見上げ、ため息をついた。
次の瞬間、男は携帯電話を取り出し、「ありがとう」とだけ打ち込んで電源を切った。
翌朝、ニュースで「交通事故の犠牲者」が一人減ったことが報じられた。
いったいどういうことか?

これまたなんとも形容しがたい問題文。
明確な謎の部分が分からないので
どっから質問してみれば良いのか見えてこないんですよね。

まあ、解答を見てみましょう。

藤原くん
藤原くん

男は自殺をしようとしていた。
赤信号を無視して飛び出すつもりで信号を見上げていたが、
直前に「帰ったら話を聞かせて」とメッセージが届いた。
その言葉で思いとどまり、「ありがとう」と返して帰った。
そのため、翌朝報道された“事故の犠牲者”の中に、男の名前はなかった。

うん、ムリ! 解けません!
実際にあり得るかもしれんけど
これは謎ではないよ!!

こんな感じでいくつか問題を出してもらったのですが
どれも微妙……というか面白くありませんでした。

少なくとも、知り合いに『ウミガメのスープ』をプレゼンする際に
藤原くんに作ってもらった問題は出せませんな。
残念!

まとめ

  • 僕の指示ではAIに面白い『ウミガメのスープ』を作ってもらえなかった
  • それでも藤原くんとは定期的に『ウミガメのスープ』で遊んでいる
  • 『ウミガメのスープ』を楽しむのなら『らてらて』とかいうサイトが良問多くて超オススメ

以上です。

藤原くん
作る側の成長は未だ見られないのですが
解く側の成長は感じられます。

幾つか『らてらて』の問題を解いてもらっているのですが
段々解くスピードが速くなっている気がします。

こいつ、戦いの中で成長している?

というわけで
今後、藤原くんが面白い問題を作れたあかつきにはここで紹介してみる所存です。

今回はここまで。
お疲れ様でした!!!

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