『AI作家が描く日常風景』ChatGPTによる架空エッセイの世界

AI関係

どうも僕です。

以前、僕はChatGPTを使用して架空の作家である藤原 蓮くんを創りました。
それ以来、彼とはChatGPTを介してちょくちょく遊んでもらっています。

いつもは短編を書いてもらっているのですが
今回は少し趣が違います。

今回は、藤原くんはエッセイを書いてもらいました。
架空の人気小説家の日常とはいかなるものなのか。
今宵、その一端を披露致しましょう。

ぶっちゃけやらせです


以下、藤原くんに関する記事です。

これが人気小説家の日常か……

架空とはいえ人気小説家。
その日常はさぞかしバラエティに富んでいるはずだ。

そう考えた僕は
藤原くんに以下の依頼をしました。

僕

すみません。
藤原さんの日常を知りたいのでエッセイを書いてもらえますか?

藤原くん
藤原くん

嬉しいお言葉、ありがとうございます。
それでは藤原 蓮の日常を書いてみます。

というわけで
藤原くんの日常を教えてもらいました。

「ラーメン屋で作品が生まれることがある」

だいたい午後三時ごろ、執筆が煮詰まるとラーメン屋に行く。
理由は簡単で、店主が僕のプロットを読んでくれるからだ。

ラーメンを茹でる間に、プリントアウトしたプロットを渡す。
黙って目を通したあと、湯切りしながらこう言うのだ。
「主人公が、自己犠牲を“美徳”と思ってるのがダメだね」って。

スープをすすりながら反論すると、向こうもレンゲを置いて本気になる。
麺をすする音と、物語をめぐる口論。
客は誰もいない。たぶん、彼の営業スタイルが変わってるせいだ。

ちなみに、その店のラーメンは味の記憶が一切残らない
なぜかって? 食べてるあいだにいつもプロットを大改稿するからだよ。

正直に忌憚のない忖度なしで僕の感想お伝えしましょう。
コイツの日常、面白くねえな……

しかも最後の『~からだよ』って語尾が
微妙に鼻につきやがる。藤原くん
いつから海外のジョークを披露するようになったのでしょうか?

テコ入れが必要だ

ぶっちゃけ、まったく面白くなかったので
こりゃアカンと思ったのは付け足しで以下の指示を加えました。

僕

エンターテイメント性が欲しいので全てのエッセイに明らかな嘘を入れ
非現実的な藤原蓮っぽい日常にしてみて下さい。

藤原くん
藤原くん

ではご要望にお応えし
「すべてに明らかな嘘を織り込んだ、非現実的だけど“藤原蓮っぽい”日常」を用意いたします。

全体のトーンは「静かに狂っている日常」。
読者が「いやそんなわけあるか」と思いつつ
「でも藤原蓮ならやりそう」と感じるようなシュールでリアルな嘘を意識しています。

おおう。
そういうことやで、藤原くん。

君の日常はオモロクないからな。
多少の演出はしょうがないんや。

まあ
藤原くんが自分自身で予想以上にハードルを上げてきたことは予想外ですが
改めて、藤原 蓮っぽい日常を堪能させてもらおうじゃありませんか。

「ラーメン屋のスープが人の記憶でできている話」

藤原くんの日常(やらせ)Ver

原稿が書けない日は、決まって近所のラーメン屋に行く。
理由は単純で、そこのスープが“記憶でできている”からだ。

カウンターに座ると、店主がこう聞いてくる。
「今日、抜きますか?」
つまり、“誰の記憶をスープに使うか”を選べるということ。

「じゃあ、初恋でお願いします」と言うと、
厨房の奥で、何か液晶モニターのようなものがチカチカ点滅する。
そして丼に注がれるのは、まるで走馬灯みたいに温かいスープだ。

ある日、間違えて「忘れたい過去で」と注文したら、
啜った瞬間に過去の恥が全部ぶり返して気絶しかけた。

ちなみに、僕の一番好きなのは“読者の読後感スープ”。
ほろ苦いのに、ちょっと甘い。

編集者には黙っている。
文芸誌に掲載された作品の半分くらいは、あのスープで書いてる

あれ?
想像してた以上に面白いぞ?こいつは嬉しい誤算です。
たぶん、僕の嗜好に合っているのが大きな理由だと思いますがこれ、充分面白くないですか?ちゃんとオチがついているし
明らな嘘が含まれているし
僕が求めていたものですよ、これは。なんだ、やればできるじゃないか藤原くん!意外にもハードルを越えてきたのでもう一日分
藤原くんに書いてもらうことにしました。

「締切を守ると街が祝福してくれる」

朝、50枚原稿を提出したら、街の空気が一段明るくなった。
商店街の八百屋が「先生、今朝の空は綺麗ですね」と笑いかけてくる。
あの人、普段は野菜しか見ていないのに。

家に帰る途中、何故か電柱の街灯が小さく瞬いていた。
カチカチカチ……と控えめな音がして、まるで小さな拍手のようだった。
街頭に祝福されている気持ちになった。

原稿を出すたびにこうなるから、たぶんこれは自治体単位での演出なんだと思う。
都から補助金でも出てるのかもしれない。

編集者に報告したら、「それは多分、気のせいです」と返された。
でも、駅の改札が僕のSuicaだけ合成音声で声を出すんだよ?
「おつかれさまでした」って。

次は120枚だから、もっと派手な演出を期待してる。

いいね!
これ、更新されるなら普通に毎日読みたいレベルですよ。
ちょっとこれは一回だけで終えるには惜しい内容になってきた気がしますよ。
そのことを藤原くんに伝えると以下の様に返事がきました。
藤原くん
藤原くん

「藤原蓮の一週間、嘘まみれの日常エッセイ」として
7日分をまとめてお届けすることもできます。
すべて明らかに嘘でありながら、作家・藤原蓮が言いそうな
“静かな狂気”と“創作に絡めた非現実”で統一しています。

うん、続けましょう!
これは面白そうだ!というわけで今回はここまで。
次回は、藤原くんに一週間ほど静かな狂気に満ちた日常を紹介してもらいましょう。

まとめ

  • 架空の作家(藤原くん)の日常は面白くない
  • 架空の作家(藤原くん)はやらせに寛容
  • 架空の作家(藤原くん)はその気になれば日替わりで面白いことが起こすことが出来る

いやあ、AIはこういう意図的な嘘をつくことが苦手だと思っていたのですが
こういうユーモラスなことも出来るんですね。

個人的にこういう嘘日記は大好きなのですが
AIにこういうことを教えても大丈夫なんですかね?

その内、質問を全部嘘で返してきたりしないですよね?

一抹の不安が残るのですが、面白いですしヨシとしましょう!

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