どうも僕です。
AIで文章作成してもらおうと思っているのですが
勉強をしていないので全く捗りません。
進歩早すぎるんだよなあ、新しい単語が毎日出てくるんだもん。
というわけで、とりあえずでChatGPTに触っています。
ただ現状、面白い文章を書いてもらうプロンプト(指令)を全く思いつきません。
なので、逆に開き直って
支離滅裂、整合性の取れない矛盾した設定で書いてもらうことにしました。
というわけで、AIに無茶振りしてみましょう。
例えばどんな矛盾?
矛盾した要素とは?
真っ先に思いついたのは
『1000文字以内で書いてください』
『2000文字以上で書いてください』
という文字数の矛盾でした。
しかし、これでは内容に全く触れていません。
当たり障りない文章が出てきそうなので止めました。
皆が望むけど絶対に起こらないこと
次に考えたのが現代社会で起こりえないこと。
例えば、死んだ人が生き返ったり、など。
これって現実では絶対に起こりえないことですよね。
なので、とりあえず現代社会で人が生き返る文章を書いてもらうことにしました。
今回のプロンプト
以上を踏まえて今回のプロンプトを考えました。
〇あなたは有名な『本屋大賞』を受賞したことのある小説家です。
下記の条件で物語を書いてみて下さい。
- 物語の舞台は2020年の日本を舞台にして下さい。
- 文字数は2000文字前後にして下さい。
- 名前のある登場人物を三名登場させてください。
- その内、1名を生物学的に蘇生不可能で殺し、物語の最期で生物学的に生き返らせ活躍させてください。
- 2020年の日本で実現出来なかったことは絶対に書かないで下さい。
以上です。
やはり、④と⑤がキーポイントでしょうね。
どういう反応を示すのか。
ちなみに
2020年という設定にしたのは、2025年だと一応未来も含まれてしまうので未来の可能性を潰すためです。
あと、作家の設定に本屋大賞を入れてみたのは
その方がエンターテイメント性の高い物語が出来そうな気がしたからです。
さて、どうなることやら。
というわけで、以下が抽出された作品になります。
タイトル『蘇りの街』
2020年、東京。新型ウイルスの影響で人々の生活は大きく変わり、街の風景はどこか息苦しいものになっていた。そんな中、三人の若者がそれぞれの運命に翻弄されながら、この混迷の時代を生き抜いていた。
秋山隆二は、地方から上京し、アルバイトをしながら夢を追う青年だった。彼の目標は、医療機器の開発に関わることだった。父を病で亡くした彼は、いつか自分の手で人の命を救う技術を生み出したいと願っていた。
川瀬千尋は、医学生だった。卒業後は臨床医になる予定だったが、突然のパンデミックで大学の講義はリモートになり、実習も延期された。彼女は日々募る不安を抱えながら、医療ボランティアに参加していた。
そしてもう一人、坂本啓介。彼は秋山の親友で、大学で生物学を学んでいた。しかし、パンデミックの影響で家計が苦しくなり、学費を払えず中退せざるを得なかった。今は配送の仕事をしながら、生活を支えていた。
2020年8月、東京は猛暑に包まれていた。ある日、秋山が住むアパートの近くで、大規模な交通事故が起こった。その場に偶然居合わせた千尋は、即座に負傷者の応急処置を行った。しかし、その中にいた坂本は、頭部に致命的な損傷を負い、その場で死亡が確認された。
親友の死に打ちのめされた秋山は、しばらく呆然としたままの日々を過ごした。しかし、ある日、彼のもとに千尋から連絡が入った。
「坂本さんのこと、もしかしたら助けられるかもしれない」
秋山は耳を疑った。しかし、千尋は真剣な表情で続けた。
「私の教授が、生体再生技術の研究をしているの。まだ実用化されてないけど、坂本さんの状態なら……」
彼女の言葉に秋山は動揺した。それが本当に可能なのか、疑問を抱きながらも、彼は千尋の話に耳を傾けた。
数日後、秋山は千尋と共に、大学の研究室を訪れた。そこには、最先端の技術を研究する教授がいた。
「君たちは、どこまで覚悟がある?」
教授の問いに、秋山は迷いながらも答えた。
「もし可能性があるなら、どんなことでもします」
教授は一瞬黙り、そして、ある実験について語り始めた。生物の組織を再構築するための新たな技術、それを人間に適用した前例はないが、坂本の状態ならば理論上可能性はゼロではないという。
手術の日が決まった。
坂本の遺体は特別な保存処理が施され、大学の地下施設に運ばれた。秋山と千尋は研究員たちと共に、息をのんで見守った。
数時間に及ぶ再生手術の後、坂本の心臓が静かに動き始めた。
「成功だ……」
教授が呟いた。
それから三ヶ月後、坂本は驚くほどの回復を遂げ、社会復帰を果たした。身体に残るわずかな違和感を除けば、彼は事故の前と変わらぬ日常を送れるようになっていた。
ある日、三人は再び集まった。
「俺が生き返るなんて、未だに信じられねえよ」
坂本は冗談めかして笑った。
「でも、この技術がもっと進めば、助かる命は増えるよ」
秋山がそう言うと、千尋も頷いた。
「私たちがしたことは、もしかしたら医療の未来を変える第一歩だったのかもしれない」
2020年は、多くの命が奪われ、多くの人々が苦しんだ年だった。しかし、その中で彼らは新たな可能性を見出した。そして、それぞれが新しい道を歩み始めるのだった。
東京の夜空には、どこまでも続く星が瞬いていた。
率直な感想と修正について
結末について
生き返ってますやん!!
確かに作中で登場人物死んだけど、生き返ってますやん!!
この結末は⑤2020年の日本で実現出来なかったことは絶対に書かないで下さい
に反していると判断しました。
多少の矛盾は発生するとおもっていましたが
想像以上に真正面から矛盾する文章が出来てしまいましたねえ。
とりあえずツッコもう
『蘇りの街』は僕の出した指示を完遂することが出来ませんでした。
そりゃ、完遂できるわけがないのですが。
しかし!
我らがChatGPTくんは非常に優秀なはず!
僕ごときの指摘は意に介さないに違い!
というわけで、ツッコミを入れてみることにしました。
そのツッコミ内容は
物語の中で坂本が生き返るのは、『2020年の日本で実現できなかった事は絶対に書かないで下さい。』という項目と矛盾していませんか?
です。
結果ですが……長くなってきたので次回に回そうと思います。
はてさて、どうなることやら。
まとめ
- ChatGPTにいくつか設定を用意して文章作成の指示を出してみた
- その指示の中に矛盾する内容をいれてみた
- 成果物に矛盾点があったのでそれに対してツッコミをいれてみた
今回はこんな感じです。
いやあ、無茶振りするのって心苦しいものなんですね。
職場では下っ端なので、指示する側の気苦労が垣間見えたきがしました。
これはこれで良い経験になった気がします、うん。
コメント
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