どうも僕です。
子供のころからどうしても納得できないことがあります。
それは浦島太郎の結末。
浦島太郎が玉手箱でお爺さんになってしまう。
良いことをしたはずなのにどうしてこんな目に遭うのか?
納得できねえ!!
というわけで
ChatGPTにリライト(文章を書き直すこと)してみてもらうことにしました。
果たして、浦島太郎に救われる未来はあるのか!?
そもそも浦島太郎はどんな話?
とりあえず、ChatGPTに聞いてみよう
浦島太郎の話をしてみたものの
昔話って地方や物語によって案外マイナーチェンジが多いんですよね。
改めて思い出そうとしてみるとどんな結末だったのやら?
というわけで、頼れるChatGPTくんに浦島太郎のあらすじを
書いてもらいました。
以下、あらすじです。
ChatGPTくんに教えてもらったあらすじ
昔々、浦島太郎という優しい漁師がいました。ある日、彼は海辺で子どもたちが亀をいじめているのを見つけました。
太郎は亀を助けて海に返しました。
すると、その亀は実は龍神の使いで、太郎の優しさに感謝して、海の底にある竜宮城へ招待しました。竜宮城では、亀は太郎に美しい姿のお姫様に変わり、太郎を歓迎しました。
太郎は竜宮城で素晴らしい時間を過ごし、たくさんのごちそうを食べ、美しい踊りを見ました。
しかし、しばらくすると、家族のことが心配になり、太郎は家に帰りたいと思いました。お姫様は太郎が帰ることを許しましたが、彼に一つの約束をさせました。
それは「絶対に開けてはいけない」という玉手箱を持たせ、開けないようにと言いました。
太郎はその約束を守りながら帰りましたが、家に着くと、周りの景色が全く変わっていて、家も家族も見当たりませんでした。太郎は混乱し、ついに玉手箱を開けてしまいました。
すると、白い煙が出てきて、太郎は一瞬で老人になってしまいました。
玉手箱の中には、竜宮城で過ごした時間の重さが詰まっていたのです。
えっ? うーん……
亀が乙姫?
玉手箱の中身は時間の重さ?
浦島太郎ってこんな話でしたっけ?
いやまあ、僕が知らないだけでこういう話もあるのでしょう。
なんせ昔話ですからね、所詮は伝承、いくつパターンがあってもおかしくありません。
なによりも重要なのは、良い行いをした浦島太郎の結末がバッドエンドであること。
とりあえず、このまま話を進めましょう。
どのようにリライトしようか?
さて、リライトの内容ですが次のパターンか試してみることにしました。
① 玉手箱を開けたあと、ハッピーエンドにする
とりあえず、これは試しておきたいですよね。
だって浦島太郎が不幸になるのが納得出来ないポイントなので。
あと個人的にポイントなのは、玉手箱を開けたあと、ってところです。
だって普通にハッピーエンドにすると
乙姫とくっついて終わりそうですからね。
② 乙姫に天罰が下る
昔話は結構、勧善懲悪(正義が悪者を懲らしめる)が多いような気がします。
これを浦島太郎に当てはめると、乙姫が悪者、と解釈できると思うんですよね。
というわけで、最後に乙姫が懲らしめられるパターンも見てみたいです。
それではさっそく試してみましょう。
消して~ リライトして~
というわけでリライトしてもらったのですが
全文を乗っけると似たような話が続くことになるので
一つずつ結末だけ掻い摘んで紹介します。
パターン1 ハッピーエンド
覚悟を決め、玉手箱を開けるとそこからは白い煙ではなく、金色の光が溢れ出しました。
目を開けると、目の前には懐かしい村の風景。家も家族も友人も、何もかもが元通りに。なんと、玉手箱は“竜宮城の時空の記憶”を地上に呼び戻す魔法の箱だったのです。
太郎は家族と再会し、村人たちと共に第二の人生を歩み始めます。
時には、村の子どもたちに竜宮城での冒険を話しながら、彼はこう語りました。「本当に大切なものは、時間じゃなくて、“想い出”と“心”なんだよ」
そして浦島太郎は、長く、幸せに暮らしましたとさ。
パターン1の感想
ハッピーエンドか? これ?
いやまあ、オチは昔話っぽい教訓めいたものですし
浦島太郎の人生が2周あるという意味では、時間を得しているといえます。
けれどハッピーエンド?
これで?
ただ、強引に良い話風にまとめてみたという印象が強い気がします。
おそらく、亀を助けた前と比べて
浦島太郎の生活に変化がないからこのような感想を抱くのでしょう。
せめて、亀を助けた分幸せな結末になれば。もっと納得感がでたのではないか
というのがこの話の感想です。
パターン2 乙姫に天罰が下る
絶望に打ちひしがれた浦島太郎。
そこでふと、乙姫からもらった玉手箱のことを思い出します。
白い煙が立ちのぼり、太郎の身体はみるみるうちに老人へと変わっていきます。「これは一体……」
そのとき、海が荒れ始め、雷が鳴り響きました。空に巨大な目が開き、深海から声が轟きました。
「竜宮城の主・乙姫よ、また地上の者に嘘を重ねたな。玉手箱は祝福ではなく呪いと化しておる……お前の罪、ここで裁く」
乙姫が慌てて玉座から立ち上がろうとしたその瞬間、彼女の身体は泡となって消え、竜宮城は崩れ落ち、海底に沈んでゆきました。
乙姫は千年もの間、地上の人間を誘惑し、記憶と時間を奪い続けていたのです。そして浦島太郎は、朽ちた身体のまま海岸に座り、微かに笑いました。
「たしかに、あれは楽園ではなかったな……」
誰もいない浜辺に、静かに波の音だけが残りました。
パターン2の感想
玉手箱は開けた人間の時間を奪う道具で
乙姫は悪意を持って相手を騙していた、という流れですね。
そりゃまあ、この内容ならば天罰は下って当然。
昔話としてまあまあ筋は通っているでしょう。
ただこの話も結局、浦島に不幸な結末が訪れることにかわりはないんですけどね。
一応、ChatGPTくん確認しえみると、この結末は余韻を醸しだしているとのこと。
余韻の出汁に使われる浦島太郎って……。
まとめ
ぶっちゃけ、オリジナルを越えるインパクトを越える結末はなかったですね。
改めて考えてみると
浦島太郎がここまで有名な理由は
理不尽な結末が用意されているからなのかもしれません。
だって、善行をした浦島がおじいさんになって終わるってマジで意味不明ですから。
ここからどのような教訓を見出せばいいのか分かりません。
この意味不明さが、たくさんある昔話の中で浦島太郎が埋もれなかった理由のような気がしてきました。
判官贔屓のいうわけではないですが
日本人にはこういう結末がささるのかもしれません。
納得はいかんけど。
コメント